打ち合わせに、現場に行ってきましたよ。

現場では、駐車場スペースの石貼り作業が進められていました。ありがたいことに本日は、11月下旬とは思えないほどの陽気です。外の作業ですから、このようなお天気が続いてくれるといいですね。

着々と進められる作業を眺めながら、時の経つ速さをしみじみ感じます。いまだすぐそばで大工さんたちが作業しているような錯覚がするのに、実際は「引渡し日」までもうなにほどもないのですものね。あっという間ですよ、本当に。
改めて「引渡し日」が近いと感じるのは、これまで床をカバーしていた段ボールが外されていたからでしょう。美しい木目が床一面に広がり、これまで押さえられていた木の香りが家中に広がっています。
なにより檜の広縁(こうえん)が美しいです。

ウチの広縁はL字型になっているのですが、棟梁がこのつなぎ目に随分と力を入れてくださったとのこと。木目も、うまい具合につながっています。簡単、当たり前のように見えて実は相当の技術を要するのだそうです。そんなそぶりを微塵も見せなかった大工さんたちの職人魂を見た気がします。
「茶楽かぐや」さんはこのたび、めでたく一周年を迎えられました。おめでとうございます。
一周年記念イベントとしてティーバッグの詰め放題を企画されていましたので、わたしたちも参戦してきました。このような詰め放題企画は主婦が断然強いらしいのですが、息子がやる気満々でしたので任せることにしましたよ。

自宅に帰って数えてみれば、店主(Y一郎さん)記録120袋に届かない103袋にとどまりました。それでも十分ですぞよ。息子でかした!
しかし、こちらでいただけるお茶にはいつもいつも驚かされます。お茶がね、まあるいんですよ。Y一郎さんが淹れてくださったお茶をいただきますと、やはりお茶(主役)あっての甘味(脇役)であるとしみじみ感じます。緑の色湯では、こうはいかないのでしょう。
「茶楽かぐや」
住所 福井市 大東 2-1-131
電話 0776-50-0315
本日は雨の中、浅野耕月堂を担当してくださっているデザイナー(M永社長)さん、建築士(H田)さん、看板屋(Y木)さん、ブロック屋(Y田)さんたちと打ち合わせがありました。基本的に店舗はわたくし(嫁)のくちだしする場所ではありませんので、専門家さんたちと四代目の話し合いとなります。

床に敷く石や、駐車場スペースに敷く石。壁デザイン、色に高さ。使う素材も大切ですが、トータルで見た色合いや強度も大切ですので、その道のプロの方々からのご意見に耳を傾けます。お寒い中、ありがとうございますね。どうか風邪など召されませぬように。
看板の打ち合わせが終わってからは建築士さんのみに残っていただき、寝室とリビングにかけるスクリーンの最終決定に取り掛かりました。寝室とリビング、この二部屋のスクリーンがいまだ決まっていないのです。
決まらない理由はわたしの優柔不断ではなく、建築士さんとの好みの不一致。これ(←)、笑っちゃうけれど本当の話です。
わたしの選んだスクリーンカラーが部屋を設計してくださった建築士さんのイメージにそぐわないらしく、なかなか首を縦に振ってくれませんの。決して奇をてらって選んでいるわけではないのですが、「こっちがいいんですけれど・・・(嫁)」、「いやいやいや、こっちでしょ〜(建築士)」と、お互いが譲りません。

ま、最終的には、わたしの色をねじ込みましたけれど。きゃー!
金曜日には建具屋さんとの打ち合わせがありました。
職人さんとの打ち合わせでは有意義な時間を過ごすことができます。建具屋さんは場所により、材質により、デザイン一つ一つに意味を持たせてくれます。建具屋さんの説明を聞きながら「なるほど」と感心して、わたしはまた古式豊かな日本文化を学べるのです。
それは大工さんたちが現場から引き上げてポッカリと空いた気持ちを引き締めてくれる、楽しい時間でした。
廊下にあるお弟子さんがこしらえてくれた「欄間(らんま)」について、建具屋さんはよくほめてくださいました。どうやら欄間細工は、最近の大工仕事の範囲内にないようです。建具屋さんは、「(これからの大工さんたちにこういう仕事が)面倒だと思わせないで、やってやろうという気に(上の者が)させないと」と言い、そのためにも、「こういう仕事をやらせなくてはならない」と結びます。
しかし現実は、大工さんを育てる場所がなかなかないらしいのです。棟梁がこしらえてくれた階段もそうですが、最近では工場生産品のはめこみ式が多いのだそうですね。直線の階段ならまだしも、曲がる階段には相当の技術を要するのだそうです。残念なことですが現在、階段をこしらえることができる大工さんは減少しているとのことです。
お話を欄間に戻しまして、お弟子さんの欄間細工は結局、三回のやり直しを命ぜられたそうです。お弟子さんに仕事を与えて見守ってくれた棟梁。難しい仕事を繰り返し、丁寧に仕上げてくれたお弟子さん。欄間を見上げて、またお二人に対して感謝の気持ちで一杯になりました。ありがとうございます。

画像(↑)は、引き戸に「籠目(かごめ)」を入れましょうというお話をしてくれている場面です。Wiki先生によりますと籠目とは、「竹などで編んだ籠の網の目、またはその格子の模様である」とのことで、建具屋さんによりますと、「商売屋さんには古くからこの模様が使われている」とのことです。つまり縁起物なのです。
それから店舗内には「神代杉(じんだいすぎ)」を使ってくれるとのことです。神代杉って、ご存知でした?わたしは知りませんでした。
神代杉とは、火山の噴火で火山灰に埋もれたり何らかの地殻変動で土に埋もれたりして、その土壌の色が中心まで染み渡ったいわば化石のような杉のことだそうです。土壌や埋もれていた年代によっても違いがありますが、灰色を帯びたような色の杉になるのだそうです。建具屋さんがこの神代杉を持っていらして、浅野耕月堂の店舗に使いたいと言ってくださるのです。ありがたいお申しでです。
建具屋さんがこのような気持ちになってくれるのは、斉藤重一建築さんが最高の木を使って、最高の仕事をしてくださっているからなのだと理解しています。建築士さんの設計を生かす木選び、選別された最高級の木を最大限に生かす大工仕事。その完成度の高い仕事の積み重ねのおかげで、建具屋さんから色々なアイデアをいただける。わたしは目の前で、コツコツとした地道な積み重ねの大切さを学んでいます。
浅野耕月堂新築にかかわってくださっている皆様に、本当に感謝しています。ありがとうございます。
7日(土)のエントリーであります
「福井県カヌースプリント選手権大会」の結果が、本日の福井新聞にて掲載されました。いや、もう、本当にありがとうございます。なにより指導者の皆々様には、大変申し訳なく、ありがたく、いやいや、スミマセン。(ペコペコ)
筋肉のキの字もない小柄(クラスでは前から二番目なんですって、トホホ)な息子が、向かい風の中500mを漕ぐというのは母の想像を超える辛(つら)さではあるようですが、身体が小さいからねと言ってかばってあげられるのは今年まで。来年はなにがなんでも、なんとかしてもらわないTO。
とりあえず毎日のランニングは、距離を二分割してダッシュに変更しました。(鬼?)
あ、息子の名誉(←あるのかしら、そんなもの)のために書いておきますと、母がジョギングで
「息子に勝ってしまった・・・」のはあれが最初で最後でして、あの日以降は肩を並べるどころか、走れば走るほどに息子の背中は小さく遠くなる一方です。ま、それが本来あるべき姿なのですけれどね。(チッ)
とにかく、いまやれることをやりましょう。後悔ほどつまんない感情はありませんから。

ちなみに本日の新聞と一緒に撮影した画像(↑)に写っているのは、息子作「鳥の小物入れ」です。なかなかいい味だしてますよ。